気温が低くなっていくこれからの時期がダイエットに最適！？
夏の時期が過ぎ、日中はまだ夏の暑さが残っているものの、肌寒くなってきたように思います。
「夏も終わって、薄着を着る機会も減ってくるから、トレーニングはしなくても良いか」「来年の夏までに間に合わせれたら良いか」と思われている方がおられると思います。
そこで、この秋から冬にかけての気温が低くなっていく時期にトレーニングを行うメリットを理解していただく、今回はこの時期にトレーニング行うメリットについて書かせていただきます。
この時期からトレーニングを行うメリット
特に夏の季節の暑い季節との違いと1番に出てくるのは、「気温」の違いだと思います。
では、その気温がどのようにダイエットやボディメイクに関係してくるのでしょうか。
・エネルギーの消費が多くなる
身体はどのような環境であっても常に一定の体温を保とうとします。(恒常性)
特にこれから冬にかけて気温の下がってくる時期では、体温も低下しやすくなり、それを維持するために代謝が高くなり、エネルギーの消費が多くなります。
・体重の増加を最小限に抑えられる
これからは、クリスマスや年末年始など、何かとイベントや行事が重なってしまって、ご家族やご友人、同僚の方との食事の頻度や量も自然と増えてしまって、どうしても不規則に食生活になってしまうかと思います。
そこで、この10月や11月の間に運動・トレーニングの習慣を身につけてしまえば、ある程度食事での摂取量が増えたとしても、トレーニングをしていくことで、カロリーをきちんと消費することが出来ます。
気温が下がりきった冬から始めるのでは遅い！？
前述で述べているように、気温が低くなれば、自らの体温を一定に保とうとして、代謝が高まり、エネルギー消費をしやすいのですが、「それなら冬に入ってから始めれば良いや」では遅いのです。
この記事を読んでいただいている方は少なくとも、ダイエットやボディメイク、身体に変化を求めておられる方かと思います。
ご自身の今までの経験から、「継続すること」が1番大変ではなかったでしょうか。
「食事に気を付けて、食生活しなければと思っているけど、少しならという気持ちから結局、その後が続けられなくなる」
「ウォーキングやランニングにやらないと」
「ジムに行かなければ」
と思っていても、雨が降って出来なかった、出来る時間が無かったなどの理由から、モチベーションが下がってしまって、最終的に全くやらなくなってしまう。
そのようなご経験は無いでしょうか。
何に対してもそうですが、「習慣にしてしまうこと」がここでは大切になってきます。
運動やトレーニングをお風呂や歯磨きなどと同様、皆様の私生活のルーティーンにしてしまうのです。
そのためには、すぐ習慣化することの出来る方もいれば、多少時間が掛かってしまわれる方もおられると思います。
ですが、気温の1番下がる冬の時期に身体を変化させるためには、この10月、11月のうちに運動やトレーニングなどを習慣化してしまえば、冬のイベントごとにご馳走を食べてしまっても、太りにくく、体重の増加した分を減らしやすい。ダイエットやボディメイクをより、成功へと近づけられることが出来るのです。
秋ならではの効果
秋になると、気分や体調も不安定になりがちで、その理由としては、夏から秋にかけて、身体はまだ夏の活動的な状態にあるのですが、その一方で、日照時間が短くなることに順応して脳は冬の状態へと変化していきます。
そうすることで、副交感神経と交換神経の優位性にも変化が出てきます。
どのようなことかと言うと、
秋は、副交感神経の働きが交換神経よりも優位になります。
副交感神経の働きは、体温や血圧を下げて、呼吸や脈拍を落ち着かせ、身体をリラックス状態に休ませるよう働きかける役割があります。
身体は夏から秋にかけて交換神経が優位にある状態なのに対して、脳は副交感神経が優位な状態に変化していくため、そこで上手く切り替えが出来ないと肌荒れや不定愁訴などの自律神経の働きが乱れ、不調を起こしやすくなってしまいます。
これらのことから、副交感神経が優位になることで、血行が促進され、同時に脂肪を燃焼する効果も上がっていきます。
それだけではなく、リラックス効果も得られるため、ダイエット中のストレスを軽減してくれるなどの効果があるため、身体に変化をもたらすための「ダイエット」や「ボディメイク」などを行うには、1番良い時期ということになります！
旬な食材がダイエット向き
秋は「食欲の秋」というくらい、食材が豊富な季節です。
果物であれば、ぶどうや梨、魚介であれば、サンマやカツオ、スイーツであれば、モンブランやカボチャ系などというように美味しい食材ばかりでどっちかと言うと、「太ってしまう時期なのではないか」と思われるかもしれません。
秋は「太ってしまう時期」でもあるかもしれません。
いつの時期にしてもダイエットを成功させるには、
摂取カロリーよりも消費カロリーを多くしなければならないというのがあります。
そんな中で、秋から冬にかけては、気温が下がることで、代謝が高まり、エネルギー消費が多くなるだけであって、それ以上の量を食べてしまっては増えていってしまいます。
そうならないよう、食べる物は意識していかなければいけないのですが、秋が旬の食材には大切な栄養素が豊富な食材が多いです。
それは「食物繊維が豊富」な食材が多いことです。
食物繊維には、特に肥満の原因になりやすい、脂質・糖質を体外に排出する働きや血糖値の上昇を抑え、肥満の予防をしてくれるなどの働きがあり、太りにくい、痩せやすい身体を作っていくためには、必要な栄養素となります。
どんな食材に多く含まれているのか？
・キノコ類
秋が旬のエリンギ、しいたけ、まいたけなどは食物繊維の塊で、低カロリーでかさが大きいため、満足感をアップさせる効果などもあります。
・魚介類
秋では、サンマやカツオ、鮭などが挙げられ、魚には、良質な脂質やタンパク質が多く含まれています。タンパク質は、ボディラインにメリハリを作る筋肉の強化には欠かせない食材となります。
・フルーツ
りんごやぶどう、梨などは今の季節が美味しく、オススメの食材となります。
これらのフルーツには、食物繊維や水分が豊富なため、満足感を高めてくれたり、ビタミンやミネラルも含まれているため、代謝を上げる効果が期待出来ます。
まとめ
今回は秋から冬にかけて、気温が低くなってくる時期のダイエット・ボディメイクについて書かせていただきました。
夏が終わり、ダイエットやボディメイクに対してのモチベーションが下がってしまう時期かもしれませんが、実は、これからの季節が効果を生み出しやすいというのを少しでもご理解していただければと思います。
どの季節に対してもですが、「摂取量よりも消費量を多く」「継続して行うこと」というのはダイエットやボディメイクに対して、絶対条件です。
これらのことを行っていった上で、効果を出しやすい時期というのがございますので、「理想の身体に変えたい」と思われている方は、是非この瞬間から行動してみましょう！
