2024年05月19日

体調不良時に運動はしてもいいのか!?

ご自身のルーティーンとして、毎朝のウォーキングや1日の中でどこかに運動を入れておられる方、またはジムに通って、筋トレをされている方など、学生などであれば、部活動が毎日のようにある方もおられるかと思います。

しかし、人間ですので体調が優れない時や身体が本調子ではない時というのが必ずしもあると思います。

そんな時に、

運動などを行うことは「良いことなのか?」「悪いことなのか?」について今回は記事を書かせていただきます。

運動を控えるべきか、行っても良いのかを決める判断基準

立っているのもしんどいくらいの場合だと、安静にされる方がほとんどかと思いますが、少しめまいがしたり、軽い頭痛などの時に「運動・トレーニングが出来ない状況でもない」ということもあると思います。

そんな時に運動する場合はどうすれば良いのか?

ここでの1番の判断基準は、

「症状が首から上にあるのか、下にあるのか」

首から上に症状がある場合だと、
くしゃみ、鼻詰まり、喉の痛みなどのよくあるような風邪の症状でしたら軽い負荷の運動・トレーニングであれば行っても大丈夫です。

風邪などの体調不良の初期段階では、じっとしているよりも適度に運動を行うことで身体の免疫力をアップさせ、発汗などにより、老廃物を排出する効果があります。

風邪の引きはじめにほど、よく運動・トレーニングを取り入れることで、その後の風邪の悪化を防ぐ効果も見込めます。

ただし、咳が酷い場合やご自身で「今日は休んだ方が良さそう」という判断したのであれば、それは積極的に回復に努めましょう。

首から下に症状がある場合だと、
咳、息切れ、胸部の圧迫感、むかつきや吐き気、下痢などの場合や身体に倦怠感がある時、関節痛がある時など場合は、さらに悪化してしまうことになりかねません。

これらの症状がある中で、無理に運動やトレーニングを行おうとすると、呼吸器系の問題や脱水症状といった症状を引き起こしてしまう場合があります。

フィットネスジムなどであれば、他の方も利用されているかと思いますので、その方達に症状をうつしてしまう可能性もありますので、体調不良でトレーニングされる際は1番は自分で判断し、症状が首から上の場合でもやっている途中などにそれ以上悪化しそうなのであれば、早めに切り上げるようにしましょう。

症状が回復後のトレーニング再開のタイミングは?

90100%くらい回復してから、再開するようにしましょう。

基本的には、症状が完全に治ってからが良いとされていますが、休めば休んだ分だけ身体が鈍って(なまって)しまいます。

「回復したかな?」というタイミングで1度再開してみて、めまい、痛み、倦怠感、息切れなどをまだ感じるとなった場合は、休養する期間を延ばして、体調が良好になるのを待ちましょう。

負荷も体調不良前にやっていたような負荷ではなく、まずは少し軽めの負荷から始めていき、体調不良前の状態に戻ってきてから、通常通りの負荷で行っていくようにしましょう。

筋肉形状記憶

「筋肉形状記憶」とは、筋力トレーニングなどで筋肉を鍛えることによって、その筋肉の形状を覚える現象のことを言います。

例えば、デスクワークなどの猫背になりやすい姿勢のまま机に向かう時間が長くなってしまうと、筋肉が猫背を形状記憶し、自然とその姿勢をとりやすくなってしまう。

反対に、日常的に筋トレを繰り返している方は筋肉が筋トレをしている時の形状を記憶しているため、筋トレを行わない期間が少し開いてしまったとしても体調不良前と同じようなトレーニングと食事をすることで、元の状態になる期間を早くすることが出来るのです。

そのため、体調が悪い時には無理をせずに、まずは身体の状態が回復するのを待ち、本調子に戻すのを優先するようにしましょう。

風邪を引いた際のプロテインの摂取

筋トレを行っている人は、多くの人が飲まれているプロテイン。

体調が悪い時には、プロテインは大丈夫なのか?

風邪を引いた際には、筋肉の維持や栄養補給のためにプロテインを飲みたい方は多いと思います。

風邪を引いている状態でも、プロテインを飲むこと自体は全く問題ありません。

しかし、症状によっては消化器系に負担をかけてしまうことがあるため、胃腸の状態に注意してせっあするようにしましょう。

優先していただきたいのは、プロテインよりも水分を摂ることを意識しましょう!

体調不良の原因の中には、身体が脱水状態になっている可能性もあるので、十分な水分補給をすることが大切になります。

オーバーワーク症候群

オーバーワーク症候群とは、

スポーツ活動によって、生じる生理的な疲労や精神的な疲労など、トレーニング後の疲労した身体が回復しないまま、疲労が蓄積され、常に疲労を感じてしまう状態のことを言います。

日常生活よりも身体に負荷のかかる運動やトレーニングは、その後の疲労の回復が不十分であったり、十分な栄養と休養を得ていなかったりした場合に症状が現れます。

症状としては、全身の倦怠感、睡眠障害、食欲低下、体重の減少などが挙げられ、さらには気持ちの落ち込みや活気が無くなってしまうなどの症状まで現れることもあります。

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まとめ

今回は「体調不良時の運動・トレーニングについて」ご紹介させていただきました。

いつもの通りの体調で取り組めることが1番ですが、どうしても本調子では無い時があると思います。

身体が元気でなければ、何もすることは出来ません。

体調不良時は、焦らずにゆっくりと体調を回復させてから徐々に状態を戻していくようにしていきましょう。