2023年05月30日

肩が重いだるいと感じているあなた!必見!

どうして症状が起こるのか?

人間は二足歩行をするために、もともと首や腰に負担がかかりやすい体をしています。首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、重く感じるのが肩こりです。
肩こりを引き起こす主な要因としては、筋肉疲労と血行不良、末梢神経の傷などが挙げられます。それらの要因が単独、または、互いに関連し合いながら肩こりを引き起こします。

筋肉の緊張=人間の肩は重い頭と腕を支え続けている

首と肩の周辺には、さまざまな筋肉があります。これらは重い頭や腕を支えて立っているだけで、緊張し続けています。緊張が続くと筋肉が疲れて疲労物質がたまり硬くなります。それが血管を圧迫して血液の循環を悪くしたり、末梢神経を傷つけたりして、こりや傷みを起こします。また、血行不良になると、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、筋肉に疲労がたまって、ますます筋肉が硬くなってしまいます。

 

・デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている

・いすと机のバランスが悪く偏った姿勢を続けている

・かばんをいつも同じ方の肩にかける

・長時間冷房のきいた部屋にいて体が冷えている

など、偏った姿勢を続けたり、緊張した状態を続けたりしていると筋肉が疲労して肩こりが起こりやすくなります。

 

加齢による骨や腱の衰え=頸部脊椎症、五十肩

人間の背骨がゆるやかなS字カーブを描いているのは、重い頭や腕を支えながら二本足で歩けるように、姿勢を保つため。

背骨の間には「椎間板」があって、衝撃をやわらげるクッションの役割を果たしています。年を取ると、このクッションがだんだんつぶれて硬くなり「頸部脊椎症」といわれる状態になり、これも首や肩の痛み・こりの原因になります。40歳ごろからみられはじめます。

 

50歳前後に起こる肩の痛みは、「五十肩」の場合があります。

「肩関節周囲炎」という病名が使われることもあります。腕を体の後ろに回すこと、例えば腰の後ろでエプロンのひもを結ぶ動作がしづらくなるなどが特徴で、腕を上げようとするときに痛みを感じます。

原因は明らかではありませんが、肩関節をとりまく腱の組織が老化して、使いすぎによる炎症が起こっていると考えられています。

こんな病気が肩こりの原因になることも

貧血、低血圧、高血圧などの症状があるときは肩こりを起こしやすくなります。

また、狭心症や心筋梗塞、胃潰瘍などが原因になっていることもあります。
そのほか、目の病気がある、視力に合わない眼鏡をかけ続けている、歯のかみ合わせが悪い、虫歯があって片方の歯でしかものをかめない、などが原因になっている場合もあります。
また、不安・イライラなど長く続くストレスが肩こりを誘発するともいわれています。

 

予防するには?

予防のためには、首や肩の筋肉に緊張が続かないよう、正しい姿勢を保ち、普段から体を動かすように心がけましょう。

肩こりのセルフケア

体を温め、血行を促進。

蒸しタオルなどを患部にあてて温めてみましょう。

ゆっくりと入浴して体全体を温め、リラックスして疲れをとるのも大切です。温めることで筋肉の血行が促進され、血流がよくなり、肩こりの軽減が期待できます。また、患部をマッサージしてもみほぐすことも、血流を改善し、硬直した筋肉をやわらげる効果につながります。
冷え性は血行が悪くなり、肩こりにつながる可能性があります。夏の冷房対策、栄養バランスのとれた食生活を心がけ、冷え性を改善するのも重要なポイントです。

 

正しい姿勢を習慣づける!

背骨のS字カーブを意識しながら、正しい姿勢を保つように心がけましょう。
例えば、猫背のように頭の位置が前に出ると、頭の重心も前に移動します。

机に向かって首を前に曲げ、手先の仕事を長時間行うなども、同様に頭の重心を前に移動させたままの姿勢を続けていることになります。


このとき、肩や首の筋肉は、正常な姿勢のときと比べると、大きな負担を受けています。

常日ごろから背筋を伸ばし、首・肩の筋肉をリラックスさせる姿勢を保つようにしましょう。
また、長時間、前かがみの姿勢で作業を続けるときは、時々休憩して、首を回す、肩を動かすなど、筋肉をほぐすようにしましょう。

運動・スポーツで、筋力アップや気分転換を心がける!

運動やスポーツで、肩のまわりの筋力をつけ、頚椎、肩関節をよく動かすよう心がけましょう。水泳、バレーボール、テニス、エアロビクス、ヨガなど、全身を動かすものがおすすめです。
そのほか、精神的な緊張をほぐし、ストレスを軽減することも肩こりの解消には有効です。軽いジョギングやウォーキングなど、気分転換を図りやすい運動を定期的に取り入れてみましょう。

 

癖を見直すことも大切!

いつも左肩にかばんをかけている、同じ場所に座り同じ方向からテレビをみている、片方だけ足を組むなど、習慣的に偏った筋肉を使っていないかどうか、見直してみましょう。違う肩にかばんをかけてみるなど、日常的な癖を直すことでも、肩こりが起こりにくくなります。

 

まとめ

今回は,肩が重いだるいについて書かせていただきました。

体の不調で悩まれている方は沢山おられると思います。

生きていく上でご自身の体をご理解していただくことは,とても大切なことです!

・自分の姿勢がどうやってしまっているのか?

・そこに対してどうすればいいのか?

BOTHWINGSでは、姿勢の大切さをお伝えしそれぞれの姿勢に適切なアプローチをかけていきます。